◆連携体
□農業者:信州せいしゅん村
子ども向け学習旅行のノウハウを活かし、大人向けに農地を使って生産加工や研修に取り組み、交流人口の増大を図ります。
□宿泊業者:亀屋ホテル
子ども向け学習旅行に特化した設備を使って、大人向け農村交流を、教育業界・旅行業界ネットを使って売り、宿泊客増加を図ります。
□連携参加者:美ヶ原ベリー園、信州大学感性工学科
ベリー園は無砂糖・無添加のジャムを共同製作し、信州大学は農村での癒し効果の数値を確立し、誘客に結びつけます。
□サポート機関等:上田繊維科学振興会(AREC)、地域活性化支援事務局
◆連携の経緯
信州せいしゅん村は、人々を農村に招き入れることで農村活性化をしようと、日帰りの農村体験を20歳迄の子どもの教育向けに開発し成果を上げてきましたが、少子化と経済不況から減少してきました。一方、亀屋ホテルは学習旅行専門宿泊業として業績を上げてきましたが、同様に売上が減少。お互いが、子ども向けから大人向けの商品化を、宿泊業のネットと、農業法人の実績と荒廃農地再生事業を活かし、構築します。
◆連携に当たっての課題や工夫等
農村の物産ではない、人と心を対象とする「ありのままの農村生活」提供は少なく、癒し体験と研修ビジネスは日帰りのため農家泊と違い宿泊業に影響を与えないため連携が図れます。農村で受ける『癒し』の数値化は類がなく、研修に活用する平成10年からの民間独自の活性化活動の実績とノウハウも他に類例がありません。
|