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コースポイントガイド
車山
1925mと霧ヶ峰の最高峰を誇る休火山です。山頂からは八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御岳、乗鞍岳、北アルプス、富士山と360度大自然のパノラマが開けています。 |
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八島湿原
湿原研究で世界的に有名なJensen博士が「これほど見事なものは世界中でベルギーに1カ所あるのみだ」と絶賛したほどです。湿原には3つのタイプが見られます。雨水によって涵養されている高層湿原、雨水と地下水によって涵養されている中間湿原、池や小川の富栄養立地に発達する低層湿原です。八島湿原は、日本最南の高層湿原で、「車山湿原」「踊場湿原」とともに国の天然記念物に指定されています。
推定年数:8,500~10,000年
面積:約45万㎡(約13万7千坪)
標高:1,630m
池の水質:酸性
植物数:約3,000種類(シダ類以上の高等植物) |
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霧ヶ峰
日本では代表的なアスピーテ型火山(楯状火山)です。台地状の山体に特色があるばかりか、その大半が草原となっていて、特異な景観を作り出しています。その風景美だけでも十分価値がありますが、さらに台地上には3つの高層湿原が展開し自然度の高い樹叢や、安山岩の原も見られるなど、貴重な自然地域となっています。山麓住民は水の源の地として、この山を大事にしてきました。山上には「みさやま」の聖地(信仰遺跡)もあって、手厚く保護されなければならない山です。
昭和43年、ビーナスラインが「みさやま」遺跡の真ん中を貫き、八島湿原のへりをかすめて通るルートで建設されようとしたとき、地元の住民が反対に起きあがり、建設路線を変更させて奥霧ヶ峰を守りました。霧ヶ峰の麓の村に育った作家の新田次郎氏は、この事件を題材とした長編小説「霧の子孫たち」を書きました。自然保護運動の記念碑的作品として読みつがれています。 |
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縞枯山
2,395m。緑に茂ったシラビソと、白い枯木が層を成し、あざやかな縞文様を見せています。なぜ、縞状に枯れるのかずっと謎でしたが、近年研究によって少しずつ謎が解けてきました。
大きな原因は、諏訪側から吹き上げる南西の偏西風と台風などの強い風のようです。それに、火山噴出物の岩石に覆われた腐植土浅い土地が、シラビソの成長を抑えているようです。シラビソが10mくらいに成長すると風当たりが強くなり、強風が吹くと大きく幹が揺すられて、浅い張り方しかできない根は浮かされて細い根が切れてしまいます。すると、水分・養分の吸収ができにくくなり立ち枯れていくのです。よって、10mくらいの高さの木がそろって枯れるわけです。
この立ち枯れの縞は次第に上の方へと移動していきます。木の寿命はおよそ70年くらいです。 |
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蓼科山
標高2,530m。八ヶ岳連峰の最北端に位置する成層火山です。形は美しい円錐形をしており、その形から「女の神山」、「諏訪富士」とも呼ばれています。中腹は深い森林帯で、山頂部は岩場になっています。 |
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